医療用ウィッグの選び方

ドライヤー方法

ドライヤー方法

ドライヤー方法 人毛の医療用ウィッグは、大体10段階ほどのランクがあり、最高級品は洗ってもうねりやハネがでにくく、艶や手触りが違います。 人毛ウィッグと一口に言っても品質には大きな差があり、キューティクルをはがして消毒を施す方法と、キューティクルを残して植える方法があります。 キューティクルをはがすタイプは、毎回ブローしなければなりませんが、キューティクルを残すタイプは、自然乾燥でスタイルが整います。
医療用ウィッグを長くキレイに使うには、清潔に保つためのシャンプーとトリートメントが欠かせません。専用シャンプーでしっかり汚れを落とし、その後トリートメントで潤いを閉じ込めることです。そして洗った後は大きめのタオルで水気を拭き取り、ウィッグ台に乗せて自然乾燥させましょう。人毛の医療用ウィッグをドライヤーする時は、乾かしすぎると髪の毛を傷めるので注意が必要です。高熱で同じ場所の毛に何度も当てると、ウィッグに熱がこもり、髪が傷んでしまいます。熱は弱めの方が髪にダメージを与えないので、高熱でするのではなく、冷風がオススメです。ドライヤーを使う時は、温風で乾かすと必要以上に水分や脂分を奪い、人毛を傷めるので、使用する時は冷風にしましょう。人毛の医療用ウィッグの場合、マイナスイオンが出るドライヤーを使うとより一層、艶のある美しい髪に仕上げることができます。

ケア方法

ケア方法 医療用ウィッグの髪のケアは、使用前にも行いましょう。使用前には髪の絡みがないかをチェックし、ブラシで軽く梳かすのがポイントです。使用後は、医療用ウィッグの額と襟足の内側の髪に、霧吹きで軽く水を吹きかけてから、ブラシで梳かしましょう。ただし、5回から6回使用した後は、水ではなく静電気を防止するスプレーを吹きかけてから、ブラシで梳かすようにしましょう。そして、7日から10日ごとにシャンプーで髪のケアを行いましょう。
シャンプーを行う場合、まずは霧吹きで水を吹きかけて、毛先から髪を梳かして行きましょう。その後、水を張った洗面器に専用のシャンプーを梳かしてから、医療用ウィッグを浸すのがポイントです。医療用ウィッグのフロント部分を持ちつつ、目の粗いブラシを使って根元から毛先へ梳かして洗ったら、水を数回入れ替えながらすすいで行きましょう。最後は、タオルで全体を包み込むように水分を拭き取り、ウィッグスタンドに乗せて自然乾燥させましょう。